深夜のひんやり話
寝苦しかった夕べの出来事です。真夜中、近所の人たちも皆寝静まったころ、相変わらず宵っ張りの私は、一人でPCに向かって、動画を見ていました。すると、遠くから、小学生くらいの女の子の声が近づいてきます。甲高い声ですが、小さな声です。
こんな深夜に子供の声がするなんてと、ちょっと気味が悪くなって、ベランダへ出てみました。小さな声ながらも、声の主がどんどん近づいてくるのがわかります。
「やだな。幽霊だったら…」
とおもったそのとき、家の前の通りを、親子連れが歩いていきました。
こんな夜遅くまで子供を起こしておくんじゃないの!! 私みたいな大人になっちゃうぞ!!