ひだまりの居場所

精神障害者をはじめ、生活困窮者の心に寄り添うブログです。

強迫性障害と手指の清潔

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、私たち一人ひとりができることは、テレビやネットのニュースなどでも簡単に知ることができますが、私自身、今、一番苦しんでいるのが、手指の清潔を保つことです。

 

マスクは仕事柄、サージカルマスクをどうにか購入し、人と接するときはマスクをしていますが、手指の清潔を保つために、どのくらいの頻度で、あるいはどんなタイミングで、手洗いやアルコール消毒をしたら良いのか、わからなくなってきてしまいます。

 

こうしてPCに向かっていると、キーボードを触ります。その指でメガネを持ち上げたりすると、「えっと、これは大丈夫なのか?」と一瞬不安が頭をよぎります。

 

トイレに行き、手を洗い、トイレのドアを開けて廊下に出ると、「ドアノブ触ったから、もう一回手洗いしたほうがいいのかな?」と考え、結局洗面所に行って、石鹸で洗います。

 

車に乗るとき、やはりドアを手で開けます。すぐにアルコール消毒です。

 

 

このスパイラルに陥ると、強迫観念に取りつかれてしまい、ややもすると、もっと深いぬかるみに足を奪われそうな感覚になってきます。

 

ウイルスは見えない悪魔だけれども、むやみに武器を振り回して、自分自身が疲れ切ってしまっては、この長い闘いを闘い抜くことはできません。

 

強迫性障害をお持ちの方は、なおのこと安心できない日々を過ごしておいででしょう。ガマンするのも、とてもエネルギーが要ることです。

 

そんなときは、「闘ったら休息をとる」ということを思い出してください。戦士の休息です。

どーせ、ステイ・ホーム週間なんですから、いっそ本当に眠ってしまうとか、たっぷりお休みしてください。免疫力もアップして一石二鳥! 死ぬほどハンドソープを使い、高価なアルコール消毒液を購入し、ペーパータオルやウェットティッシュを大量買いするだけでも、ぐったりしちゃいますから、

 

♪手を洗ったら、すぐお布団~

 

ちょっとやってみてください。案外効果的です。