ひだまりの居場所

精神障害者をはじめ、生活困窮者の心に寄り添うブログです。

忘れゆくことば

中国から帰国して早や9か月が過ぎようとしています。この間、私は、あろうことか中国語をほとんど勉強していません。中国語を聞くのは、テレビのニュースの中国関連の話題の中で、中国外務省の人が話しているのを聞くくらい。まあ、あとは強いて言えば、中国人観光客と電気屋で偶然出くわしたとき位でしょうか。


そのことに対して、誰に対するでもなく、なんとなく罪悪感を抱いています。


私がこれまで中国語の勉強にどれだけ時間とお金を費やしてきたかということへの罪悪感なのかもしれませんが、それとて、別に誰に遠慮する必要もない、自分自身の時間とお金ですから、思えば変な話です。


夕べ、嫌な夢をみました。中国の食堂で、持ち帰り弁当を買う夢を見たんです。メニューを選んで、ごはんとおかずを注文しようとするのですが、どうしても日本語しか出て来ません。相手の話す中国語はわかるのに、言いたいことが口をついて出てこないのです。夢の中でそうとう焦っていたのでしょうか。ガバッと身を起こすように目が覚めました。


もともとでたらめな中国語力でしたから、忘れるのも早いだろうな、とは思っていましたが、さすがにちょっと悔しいので、明日は中国の映画のDVDでも見ようかと考えています。