ひだまりの居場所

精神障害者をはじめ、生活困窮者の心に寄り添うブログです。

外資系企業たたき

アップルに続いて、スターバックスがメディアの攻撃に遭っているようですね。情報統制されている国なので、一斉にいろんなメディアでほとんど同じような内容の情報が発信されます。すごいことです。


今回は、「スタバの中国での価格設定が他国に比べて高すぎる」という批判のようですが、おかしなもので、中国のスターバックスは若者たちで連日ごったがえしています。いまやスタバは、若者のステイタスシンボル。おしゃれで小金を持っている若者たちが、こぞって「♪ダバダ〜」している場所なのです。


スタバがもっと安かったら、こんなに多くの若者をひきつけることはなかったでしょう。スタバの経営戦略は大当たりなわけです。日本もスタバ上陸時には、同じような現象がありましたよね。…というより、今もってスタバ信仰は根強いわけで、鳥取県が唯一スタバがない県として笑い話になっていましたが、全国制覇した今となっては、あまり表立ってスタバ信仰を唱えると、かえっておしゃれじゃない。スタバは自然に利用してこそかっこいいという、ちょっと捻った信仰に進化してきているように思えます。


さて、中国のスタバの件ですが、中国のメディアに叩かれると、なんらかの謝罪や埋め合わせ等を講じないと、完膚なきまでにノサれます。かのヤマダ電機さんも、中国メディアの扱いを間違えた代表例で、メディアを敵に回したがために、滑り出しからとんでもない書かれようでした。その後、なんらかの対策を講じれば鎮火できたはずなのですが、ゴーイングマイウェイで、ヤマダ電機流儀を押し通してしまったようで、南京店、天津店を閉店、残った瀋陽店は自社ビルのため今さら引き返せないという悲惨な目に遭っています。


もちろん原因はメディアだけではないとは思いますが、生活実感として私の考える中国メディアのすごさは、どんな大手企業でも太刀打ちできない点にあるように思います。


スタバもふんどしを締めなおしてください。なめてかかると、大やけどしますよ。