ひだまりの居場所

精神障害者をはじめ、生活困窮者の心に寄り添うブログです。

風水は人生の病院

今日は、上海でご活躍中の中国人の風水師さんにお会いしました。仕事でお会いしたので、どうかと思ったのですが、たまたま時間に余裕があるとのことで、私の運勢をみていただくことができました。


世の中には数々の占いがありますが、私は風水に関しては、他の占いとは全く別の種類のものだと思っています。「当たる」とか「当たらない」とか、そういう類のものではなく、数学とか科学に近いものではないかと、漠然と考えていました。たとえば、CTスキャンを撮ったり、血液検査をしたりして、病気の存在を突き止めていくように。あるいは、検査結果の数値によって、今後予測される病気を指摘されたりするのと同様に、風水は人生の病院であり、風水師は人生のお医者様のような捉え方をしています。


さて、そんな漠然とした思いのままに、今日、風水師さんにお話をうかがったところ、私が中国に来たことは良いことだったというのが分かりました。ただ、欲を言えば、もっと南西の方角の方が良かったようです。もし今後、引越しや移住をするのであれば、迷わず南西を選ぶべきとのこと。健康面でも金銭面でも、南西に行ったほうがずっと楽になるらしいのです。かくいう先生ご自身も、中国の大河「長江」よりも西の地域でしか、働かないとのこと。長江以東でお金を稼ぐと運気に逆らうことになり、良い結果をもたらさないとのことで、そのおかげもあって、今日の私の鑑定料は無料でした。こちらで鑑定するときは、友人としてみることはあっても、決して商売にはしないときっぱりおっしゃっていました。


ほかにも、教えていただいて良かったと思った事柄がたくさんありました。一つは、「出世をするな」ということ。出世するたびに私は体調を崩し、健康面の問題が深刻化するというのです。これまでの自分を振り返ると、確かに先生のおっしゃる通りで、編集長という職に就いてからというもの、あちこち悪いところが出てきて、ついにはうつ病も重症化しました。もう二度と出世の夢は抱くまいと心に誓いました。二つ目は、なんとなんと、再婚のチャンスがこの先、まだまだたくさんあるとのこと。最初のチャンスは2015年、続いて2017年にやってくるそうです。それも、全く予期せぬ突発的なチャンスなのだそうで、身構えるとチャンスを逃すから普通にしていなさい、とのご忠告。なんでも6歳以上は年上の方らしいですよ。やったー! 目指せ専業主婦だ!(実は仕事嫌いなのです…)


そのほかにもたくさんのお話を聞かせていただきましたが、方位磁石を一個プレゼントしてくださいました。単なる東西南北が分かるだけでなく、風水で役立つ方位の呼び名が一目でわかる「風水磁石」です。これを自分の寝室の中心に置き、北の方角から30度西寄りの壁に蛇の置物を置きなさいと先生。亥の方角に当たるのですが、ここに蛇のものを置くと、心を鎮めうつ病にもきっと良い影響があるでしょうとおっしゃっていました。早速、さきほど調べてみたのですが、なんと、私の枕元、目覚まし時計を置いてある場所でした。あとは、蛇を調達するのみ。「生きてる蛇じゃ駄目なんですか?」とうかがったら、笑ってスルーされました。