ひだまりの居場所

精神障害者をはじめ、生活困窮者の心に寄り添うブログです。

できない理由

私が働いている会社の中国人社員さんたちは、比較的優秀な人が揃っているのですが、なんせ中国人なもので、トップ命令の仕事じゃないとまともに動いてくれない社員が多いのが玉に瑕です。


私の直属の部下は、私が怖いのか、結構まともに動いてくれるのですが、関連する別セクションの社員があまりに怠慢で、毎日私はキレまくっています。


企業で働く人の中には、いくら頭脳明晰であっても、出世できる人と出来ない人がありますね。私が思うに、出世できる人というのは、企業の戦略や方針、目標に向かって、「いかに実現するか?」を考え実行に移せる人なのだと思います。一方、どんなに頭が良くても、「なぜそれが実行できないのか?」という出来ない理由ばかり年がら年中言っていて、少しも実行に移そうとしない人は、おおむね出世できないように思います。


今日も会議のときに、みんなで話し合って、一つの努力目標を立てようとしていたのですが、ある一人の社員が、「それは現実的に考えて、不可能だろう。なぜなら、云々かんぬん…」とやりだした。彼は頭が良いので、ほかの社員は「ふむふむ…」と感心して聞いていたのですが、非常によろしくない傾向だと思い、
「できない理由が考えつくなら、どうやったら実現できるか、考えてくださいよ」と突っ込みを入れたら、苦笑いしていました。みんなも、なるほど確かにその通りだ、と分かってくれたので助かりましたが、頭のいいヤツがこういうことを言い出して他の社員を先導するのは、会社にとっては非常に迷惑な話です。いくら優秀な人であっても、会社に貢献できない人材は切るべきだ、と以前ボスに話したことがあったので、会議に参加していたボスは、「はっ! コイツか、ガンは!」と気づいたようでした。ボスのお気に入りの社員でした。要は、ゴマスリなんですね。


ボス、良かったですね。本性を見破ることができて。