ひだまりの居場所

精神障害者をはじめ、生活困窮者の心に寄り添うブログです。

日本人と話をする効用

最近、朝起きても体の疲れが抜け切れておらず、背中が痛くて、首がこっていて、頭痛もするしで、ぐったりしていました。


ある日本人の友人にその話をしたら、「ストレスなんじゃないの?」と原因をずばり言い当てられました。仕事仕事で、中国人を相手に日本語で指示を出していると、知らず知らずのうちに、「中国人向けの日本語」を話しているんですよね。婉曲な表現をしても通じないから、ストレートになんでも伝えなければならないし、私達日本人には常識的なことであっても、中国人にとっては常識でない事柄が多いので、ゼロから分かり安く説明しなければならなかったりするんですよ。それって、ぜんぜんストレスじゃない! むしろ、得意! と自信があったんですが、実は結構、それがストレスになっていたんですね。空気を読んで、事を察したり、全部言わなくても分かってもらえたり、ギリギリの冗談がちゃんと通じたり、そういうことにすごく飢えていて、夢見ちゃったんですよね。会社でめっちゃ部下を叱り付けている夢ばかり見るのです。叱り方も完全日本人の叱り方で、スタッフはポケ〜っとしてるんです。何を叱られているのか全然分かっていない様子。でも私は強気で叱り続けているんです。


起きた後のぐったり感ったらないですよ。ものすごく不毛なの。自分がすごく意地悪な人間だということを夢の中で知りすぎてしまったから、起きてから一人反省会…。
そうすると、とたんに背中が痛くなってきて、猫背になってしまう。このままでは腰の曲がった婆さんになってしまうぞ、とビビリまして、今日は友達に無理を言って、バーに連れて行ってもらって、さっきまでくだらない話題で延々喋り倒してきました。本当にすっきりしました。いつも日本語流暢な中国人とばかり話していると、日本語のオモシロさを忘れてしまいます。同じタイミングで笑い合えたり、先の先まで読んで、誰よりも早く笑ったり、ナイスなボケにナイスな突っ込みをいれたり、そういうくだらない話題の中でしか発散することのできないストレスってあるんですよね。


今日はジムに行く代わりに、バーでしこたまおしゃべりして、すっかりストレス発散ができました。私が毎日しんどいのは、周りに原因があるからではなく、私自身がしんどい方向に物事を進めていたせいなんですね。もっと外に出て、自由に話し、自由に遊ばないと、人生終わっちゃうよ(><。) 楽しまなきゃ。せっかく海外にいるんだし。何かに縛られてちゃつまんないよね。中国にいるんだから、中国人と遊べば? とか言うのは、もう無しでもいいような気がする。中国人とは仕事で楽しくやっていければいい。本当にソウルの部分で共感しあえる日本人の友達と異国の地で腹を見せ合って話すことって、実はすごく貴重な体験なんだよね。もっと日本人と話そうと思いました。やっぱ、日本人はいいなぁ〜。年代が違っても、性別が違っても、だいたい通じるもの。一つの話題で確実に盛り上がれるもの。今の私に足りないものは、それだ!