ひだまりの居場所

精神障害者をはじめ、生活困窮者の心に寄り添うブログです。

母の日というお祭騒ぎ

昨日の日記は、睡眠導入剤を飲んでから書いたせいか、文章が支離滅裂で、今朝、読み返してみて、びっくりしてしまいました。基本的に「くどい文章を書く」人間なので、意識が朦朧としてくると私はこんな文章を書くのだなぁ、と判明。可笑しいので、修正せずにそのままにしておこうと思います。


それはさておき、今日のお題は、「母の日」です。


なんだか今年の中国はやけに「母の日」が盛況でした。要は、母の日を利用した商売が定着したということなのですが、今後年々都市部では、母の日が大きく盛り上がっていく兆しを見ました。


まずはホテルイベント。母の日にお母様を招待してご一緒に豪華ディナーはいかが? という具合。お母様にはカーネーションの花と当ホテルオリジナルグッズをプレゼント、と抜かりありません。


続いてベーカリーやカフェなどのイベント。母の日の1週間前までに「特製ケーキ」をご予約ください。ご予約のお客様にはもれなくカーネーションとサンキューカード、ミニぬいぐるみを差し上げます。てな具合。


さらにブティックや化粧品店なども、この土日限定でカーネーションサービスやトライアルコスメセットのプレゼント、割引サービスなどをバンバカ展開。ポイント2倍だの、1個買うともう1個サービスだの、いくら以上買うと次回使用可能な金券プレゼントだの、まあ、あの手この手なわけです。


市民もこれに大いに便乗して、普段口うるさいお母さんを黙らせようと、ゴマすり放題。いつもは大して甘いものなんか食べないお母さんに特大ケーキを贈ったり、化粧っ気のないお母さんに洗顔フォームをプレゼントしちゃったり、市場に野菜を買いに行くくらいしか外出しないお母さんにハンドバッグを持たせちゃったり、大変な騒ぎです。


で、当のお母さん達はどうなのかというと、これが実はまんざらでもないご様子。人って不思議ですね。チヤホヤしてもらえるというだけで、「なんか今日はちょっと幸せ( *´▽`* )」と感じるわけです。しかも、中国は日本人の数倍「親孝行」を義務と考える国民。母の日は、普段親孝行を全くしていない子供達にとっては、またとない「義務遂行日」なのです。この日にドカンと派手にかましておけば、当分親孝行は不要とばかりに、猫もシャクシもカーネーション。面白いですね。


さて、私は…というと、ネットを通じて日本の花屋さんからカーネーションを宅配するというサービスを利用しました。母から、すぐにお礼のメールが届きましたが、ウチの母ときたら、お礼メールで娘に説教をたれる「とんでも母」です。もっとも、母の日はお母さんに感謝する日だということを棚に上げ、「とりあえずカーネーションでも送っときゃいいだろ」と思っている娘も娘。がっぷり四つで引き分けということで、ひとつ!