ひだまりの居場所

精神障害者をはじめ、生活困窮者の心に寄り添うブログです。

日本食とヤクルト


昼すぎに大雨。30分ばかり降ると、
たちまち冠水した。


毎度のことながら、
難儀なことだ。


職場では、風邪が流行中。
みんな鼻とのどをやられてる。
中国人はみな頑健かと思ったいたが、
わりとそうでもない。


私は、虚弱体質なので、
中国に来たばかりの頃は、
しょっちゅう寝込んでいたが、
最近、結構じょうぶになった。


まず、食生活が変わったせいだ。
以前は、中国ローカルなものばかり食べていたのを、
あっさりやめた。
自分が生まれ育った国の料理にまさる健康法はない、
と思ったのだ。
少々高くつくが、
健康には換えられない。


もうひとつは、毎日ヤクルトを飲むようになったこと。
中国では、“養楽多”という名前で売られている。
実によく売れている。
日本のヤクルトと中身は同じだが、
サイズがひとまわり大きい。
これが、どうもイイみたいなのだ。
習慣になってから、
ふと気づいたら、風邪を引かなくなっていた。
胃腸に最初のダメージを食らう体質だったので、
私のカラダのニーズにマッチしていたのだろう。


毎日最低一本は飲む。
日本円に換算したら、
一日30円ちょっとの健康法。


中国の健康法は、どれも私には続けられなかった。


とにかく、朝早い健康法が多い。
宵っ張りの朝寝坊の私には何よりむずかしい。


公園でおばちゃんたちがダンスしていたり、
公共の広場などに置かれている健康遊具で、
ご老人がトレーニングしていたり、
朝から元気いっぱい。


早起きは無理だから、というんで、
自転車で通勤することも考えたが、
夏は40℃、冬は氷点下。
春は黄砂の嵐。
秋は菊の花粉が飛ぶ。
そして、年中、ひどい大気汚染。
雨が降れば、交通がマヒするこの街で、
自転車に乗るのは、
そうとうの覚悟が必要なのだ。


却ってカラダに悪そうだ、
という言い訳を作って、
自転車通勤は、保留。


日本人は日本人らしくしていればいいのだ。
この国でくらしていても、
どの国にいても、
私たちは日本人。


日本食とヤクルト。
風邪も引かずに、元気に働く日本人でいよう。