ひだまりの居場所

精神障害者をはじめ、生活困窮者の心に寄り添うブログです。

目標は大事!

このところ仕事でへこみっぱなしだった私ですが、非常勤嘱託職員研修に参加したことで、少し元気を取り戻しつつあります。


それというのは、同期の非常勤嘱託さん達の中には、私よりずっとラクな仕事をしている人もいたり、私よりずっと大変な仕事をしている人もいたりして、十人十色の環境に身を置き、働いていることを知ったからです。


私は、たぶん多くの人たちよりも、少しだけハードな仕事を求められているのだと気づき、そこに「プライドを持って働く」という気概が生まれたのです。


ただ、無意味なプライドは持つべきではありません。そんなことをしたら、一生懸命働いている多くの同期のみんなに本当に失礼なことで、プライドをどこに持つかで自分の幸福の度合いが決まってくるように思うのです。


だから、ただやみくもにあがいて働くのではなく、日々の目標をきちんと立てて、いつまでにどうなりたいか、というイメージを明確にしていこうと、ようやくそのことに気づきました。ちょっと遅かったような気がしますが、まあ、それだけの人間だということなのでしょう。愚直に受け止めようと思います。


今週は、自力でマニュアルを作成し、基本的な仕事をこなせるようになるというビジョンを描いています。せっかちなので、とかくミスを犯しがちな私ですから、まずはビシッとマニュアルを作っておけば、ミスは防げます。


そのあとは、イレギュラーな仕事、いわば特殊な案件にどう対応していけばいいか、という事例集を作ることです。細かな仕事の多い課に配属されたので、これはどうしても避けて通れない事柄です。


今月中には、この二つをしっかりと固めていこうと思っています。つまり、まずはざっくりと仕事の流れを理解し、次に、それぞれのパートを細分化していくという作業です。


中国語を勉強していたときも、そうでした。音声教材を聴きながら、まずはざっくりと意味を捉え、次に細かなところにも耳を傾けていくという手法です。中国語のときは、ディクテーションと言って、耳から聴いた音声を、一字一句間違えないように書きとっていく学習法がありましたが、仕事の場合は、先輩から一つ一つ丁寧に確実に教えてもらうことで、マニュアルを完璧に仕上げるという作業になります。


ちょっと気の遠くなるような作業ですが、私にはこのやり方が一番性に合っているように思うのです。なんせ、完璧主義で障害を負ってしまったほどの、ばかまじめ人間ですから…。