ひだまりの居場所

精神障害者をはじめ、生活困窮者の心に寄り添うブログです。

おなか壊していませんか

連日の蒸し暑さに、バテバテで、私の周りの人たちで、おなかを壊している人がたくさんいます。私もちょっとゴロゴロです。


年々この街も夏の暑さがおかしなことになってきています。以前は、もっとカラッとしていました。食べ物にカビが生えるなんてことは絶対になかったのに、この頃、ちょっと油断すると、日本と同じようにカビが生えます。ポテトチップも一度開けたら、一気に食べてしまわないと、湿気るようになりました。それを言い訳にして、一気食いする私も私ですが……。


地球環境について、やみくもに不安をあおるようなことは書くべきではないと思っていますが、もしも神様がいるなら、「もうちょっと騒ぎなさいよ」と言っているような気がしてなりません。


中国人もイライラしています。いろんなことが立て続き、ひどい暑さともどかしさとが相まって、爆発寸前です。しかし、大した忍耐力です。爆発しそうな苛立ちを、小出しにしながら、小爆発を繰り返しているように思います。


私の部下も、そんな感じです。
「yueyaさん、こんな会社辞めましょうよ」
「yueyaさんが辞めたら、私も辞めます。いっしょに会社作りましょう」
「yueyaさん、なんでこんな国にいるんですか。私が日本人なら、中国なんか絶対来ませんよ」
……。


いや、こんな会社でも、一応給料くれるし、ビザの手配してくれてるし、結構好きにやらせてもらってるし、辞めたって次、行くとこないし、会社作ったって儲からない仕事だし、日本に帰ったってそんなに状況変わらないし……、と彼らに説明すると、みんながっかりした表情で、うなだれます。
そして、
「あ、またおなかゴロゴロしてきた!」
と言って、トイレへ駆け込みます。みんな腹をやられとる!


私は、このおなかゴロゴロの中国人の若者たちを育てる使命がある。一人前にしてやんなきゃと思っている。厳しいことを言って、泣かせたこともあるけど、みんな辛抱してよく付いてきてくれた。そして、みんな確実に実力をつけて、立派に仕事がこなせるようになってきている。でも、それを自分の実力だと思ってしまってはいかんのだよ。会社の看板を背負っているからできることなんだ、ということを忘れちゃいけない。


「こんな看板の下で働くのは、もう嫌だ!」
と言っては、トイレに駆け込む若者たち。
「わかるよ〜。わかるけどさ〜。もっと計画的に戦略立ててやらないと、木っ端微塵だよ」
と言うと、
「じゃあ、計画立てましょうよ。儲かる仕組みを考えましょうよ」
と言って、またトイレに駆け込む。


あ〜あ、気持ちだけが先行しちゃってるね、みんな。イライラしているから、何もかも思い通りにすっきりさせたいのでしょうけれど、そんな理想的な職場なんて、ないんだよ。


トイレから帰ってきた若者に、
「じゃあ、あんた、スポンサーさがしてきてよ。あんたが総経理。私が部長やるから」
と言ったら、
「やだ、yueyaさんが総経理でしょう。私が部長しますから」
だって。ぜんぜん、やる気になってない┐(´д`)┌


独立かぁ。お金かかるなぁ。めんどくさいなぁ。人に使われているほうがなんぼかラクだもんなぁ。やだなぁ。なんだかどんどんそういう流れになってきちゃってるなぁ。やんなきゃいけないのかなぁ、私。ああ、おなか痛いよ〜(>_<;)