ひだまりの居場所

精神障害者をはじめ、生活困窮者の心に寄り添うブログです。

たまごサンドイッチ

暮れから、たまごサンドイッチ研究家になりました。


私は昔から、何かひとつの食べ物に一時的に固執する癖があって、今、たまごサンドイッチにはまっているのです。パン屋さんに行っても、私の思い描くたまごサンドイッチは手に入らず、結局、自分で作っています。自分で作れば、思い通りのたまごサンドイッチが食べられるので、3日に1度はたまごサンドイッチを製造しています。


そうとう何回も作っているので、帰国したら、代官山にたまごサンドイッチのカフェをオープンできそうなくらい腕を上げました。このペースで作り続けていたら、にわとりから感謝状が来るかもしれません。あるいは、私が卵を産んでしまうかもしれないくらい、たまごサンドイッチな日々を過ごしています。


せっかくですので、私のたまごサンドイッチの作り方を書いておきます。もともと大雑把な料理をする方なので、分量などは割り出せません。あしからず……。


1.たまごをゆでる。沸騰後、8分くらいがちょうど良いと判明。
2.ゆであがったら、すかさず冷水で冷やす。
3.ゆでたまごは、一晩置く。こうすることで、独特の硫黄臭さが消える。
4.ゆでたまごの殻をむき、白身と黄身にわける。
5.白身を手でつぶす。マッシャーやフォークは使わない。みじん切りもしない。
  手の感覚でおいしいつぶし加減を覚えたので。
6.5にマヨネーズ、塩、コショウで味付けし、よく混ぜ合わせる。
7.6につぶした黄身を加え、ざっくりと混ぜる。あんまり混ぜ混ぜしないほうが良い。
8.お弁当用なら、具はこれで終了。自宅で食べるなら、これに少量の水を加える。
  水を混ぜると、トロッとしておいしい。
9.サンドイッチ用のパン2枚に、常温にもどしたバターをまんべんなく塗る。
10.レタスを敷く。
11.たまごの具を敷き詰める。
12.ハムをのせる。
13.もう1枚のパンをかぶせる。
14.まな板をのせ、さらに重石をして、30分まつ。
15.耳を切り落とし、食べやすい大きさにカットする。完成!


切り口がきれいだと、幸せです。たまごの黄色、レタスの黄緑、ハムのピンクと、パンの白。おいしい色って、やさしい色ですね〜。


中国で暮らしていると、こういう何でもない日常食に飢えます。料理の基本だけ知っていれば誰でも作れるような料理が、食べたくなるのです。たまごサンドイッチに飽きたら、たぶん次は肉じゃがあたりに飛び火するような気がします。基本中の基本ですね。