ひだまりの居場所

精神障害者をはじめ、生活困窮者の心に寄り添うブログです。

目標は大事!

このところ仕事でへこみっぱなしだった私ですが、非常勤嘱託職員研修に参加したことで、少し元気を取り戻しつつあります。


それというのは、同期の非常勤嘱託さん達の中には、私よりずっとラクな仕事をしている人もいたり、私よりずっと大変な仕事をしている人もいたりして、十人十色の環境に身を置き、働いていることを知ったからです。


私は、たぶん多くの人たちよりも、少しだけハードな仕事を求められているのだと気づき、そこに「プライドを持って働く」という気概が生まれたのです。


ただ、無意味なプライドは持つべきではありません。そんなことをしたら、一生懸命働いている多くの同期のみんなに本当に失礼なことで、プライドをどこに持つかで自分の幸福の度合いが決まってくるように思うのです。


だから、ただやみくもにあがいて働くのではなく、日々の目標をきちんと立てて、いつまでにどうなりたいか、というイメージを明確にしていこうと、ようやくそのことに気づきました。ちょっと遅かったような気がしますが、まあ、それだけの人間だということなのでしょう。愚直に受け止めようと思います。


今週は、自力でマニュアルを作成し、基本的な仕事をこなせるようになるというビジョンを描いています。せっかちなので、とかくミスを犯しがちな私ですから、まずはビシッとマニュアルを作っておけば、ミスは防げます。


そのあとは、イレギュラーな仕事、いわば特殊な案件にどう対応していけばいいか、という事例集を作ることです。細かな仕事の多い課に配属されたので、これはどうしても避けて通れない事柄です。


今月中には、この二つをしっかりと固めていこうと思っています。つまり、まずはざっくりと仕事の流れを理解し、次に、それぞれのパートを細分化していくという作業です。


中国語を勉強していたときも、そうでした。音声教材を聴きながら、まずはざっくりと意味を捉え、次に細かなところにも耳を傾けていくという手法です。中国語のときは、ディクテーションと言って、耳から聴いた音声を、一字一句間違えないように書きとっていく学習法がありましたが、仕事の場合は、先輩から一つ一つ丁寧に確実に教えてもらうことで、マニュアルを完璧に仕上げるという作業になります。


ちょっと気の遠くなるような作業ですが、私にはこのやり方が一番性に合っているように思うのです。なんせ、完璧主義で障害を負ってしまったほどの、ばかまじめ人間ですから…。

圧力か、期待か?

なぜか仕事が覚えられず、相変わらずみんなの足を引っ張っている感が強かったのですが、原因がわかりました。


私は、努力をしていなかった!!


障害のせいにして、60点取れればいいや、と思っていたけれど、私にとっての60点は、みんなにとっては、30点くらいにみえていたのかもしれません。


母にそのことを言うと、
「そうじゃなくて、みんなはアンタに期待しているんだよ。…ということにしておけばいいじゃない?」
ケセラセラな返事が返ってきました。


そりゃ、そうだけどね、お母さん。現場に出ると、なかなかそうは思えないもんなんだよね。

はじめての残業、そして一夜明けて…

昨日、はじめての残業がありました。夜10時まで働きました。ぐったり疲れて帰宅しました。いつもは9時から10時くらいには寝てしまうのですが、ゆうべは12時過ぎの就寝になってしまいました。おかげで朝から頭が重く、またまた出勤拒否の念が湧いてしまいました。


それでも、這ってでも行く、と身体に鞭打って出勤すると、なぜか課のみんなが優しいのです。今までは、自分から尋ねなければ教えてくれなかった仕事を、みんなの方から声をかけてくださって、教えてくれたりするのです。何がどうなったのか、さっぱり分かりませんが、係長辺りから、私に積極的に仕事を回すよう指示でもあったのかもしれません。


「EVERYDAY SOMETHING NEW ONE」を誓った私も、今日は、大きな収穫があって、他人の力を借りなくてもできる仕事が一つ増えました。とてもうれしくて、身体は本当にしんどかったけれど、充実感を得て帰宅しました。


今夜は早く寝ようと思います。


来週は、非常勤嘱託研修と、新制度によって事務手続きが変わるお仕事のレクチャーを私一人が受けることになりました。責任重大ですが、がんばります!

右肩上がりの実感

勤めに行き始めて、約1週間。ようやく、気持ちがフラットになってきて、徐々にではありますが、リラックスできるようになってきました。


実は、金曜日に参加した歓送迎会の影響が多分にあります。仕事を離れ、課の人たちとざっくばらんに飲み食いし、さまざまな話で盛り上がったおかげで、少し肩の力が抜けたようです。


それと同時に、以前はなるべく服用しないように心がけていた精神安定剤を使うようになったのも、気分がフラットになった原因の一つのように思います。医師の処方を信じることが、まず一番大切なことなんですね。


せっかく気持ちが右肩上がりになってきたので、一日に何か一つでいいから、新しい仕事を覚えて帰ろうという余裕も出てきました。大きな一つではなくてもいいから、自分なりの何か新しい一つで十分だと考えています。「いつもSOMETHING NEW」というキャッチフレーズが昔ありましたが、私の場合は、「EVERYDAY SOMETHING NEW LITTLE ONE」ということで…。

受け止め切れない現実

仕事に行きたくなくて、行きたくなくて、仕事中に思わず涙が滲んできてしまいました。それでもまだがんばらなければならないのは、なぜなんだろうと思います。


「人ひとりが生きていくことって、どんだけ大変なことか」


私の大好きな昔の上司が去年の6月に電話で言っていた言葉を思い出しました。生きていくって本当に大変。でもみんなそんなことを微塵もかんじさせないように、あるいは、自分自身もそのことに気づかないくらい、健気に生きているんですね。


うつ病や、私のような双極性障害など、日常生活に支障をきたす障害を負っている人たちは、よく「怠け者」として扱われてしまいます。そりゃあそうですよね。みんないっしょうけんめい生きているんだから。それを障害のせいにされたら、いっしょうけんめいやっている人たちが馬鹿を見てしまいます。


でも、本当は違うんです。私たちは、本当に鉄の鎧を着ているように、毎日身体が重く、頭も心も破壊されてしまっているんです。それをどうにか薬の力でバランスをとり、死にもの狂いで生きているんです。


明日も、仕事。みんなも仕事。みんなと同じようにできない私にとっては、明日という日は、みんなと同じじゃない。でも、同じに装って生きていくしかできないなんて、神様は本当にいじわるだなぁと思います。

大失敗の初日

今日が初登庁。


初日から大失敗の繰り返しで、気分最悪…(-_-;)


月曜からは気を取り直して、頑張ろうと思います。


それにしても、50年近く人生やってきて、初日からこんなに馬車馬のように働かされたうえ、失敗ばっかりしたのは、初めてです。齢も取っているから、それだけ着いていくのが大変になっているということでしょうか。まだまだ若いモンには負けるわけにはいかんばい。

ありのままの自分って何?

明日からお仕事です。それなのに、いえ、それだからなのか、朝から心が動揺して涙が滲んできます。そういう障害だから仕方がないんです。今の自分は調子があまり良くないから、ストレスを受け止め切れていないんですね。わかっているんですよ。


でも、ありのままの自分を受け入れることがどうしてもできなくて、苦しくて苦しくて仕方がありません。どんな風に苦しいのかというと、胸が締め付けられるような息苦しさと、頭の中が混乱して何かに当たりたくなったり、誰かに頼りたい気持ちが強くでてしまうのです。たとえば、トマトを思い切り壁にぶつけたらスッキリするだろうな、とか、そんな単純な衝動です。他人や自分を傷つけたいという気持ちは全くないのですが、何をしていてもイライラ感が伴います。息苦しくて、頭の中が混乱しているときに、道路渋滞に合ったら、みんなイライラするはずです。そういう感じです。


それでさっき、どうしようもないから、精神安定剤を一錠だけ飲みました。少しだけ落ち着きました。


中国生活ブログから、精神障害ブログに変貌してしまった私のブログですが、自分の有り様をくわしく記しておくことで、健常者の方が、少しでも精神障害のことを理解してくれたらと思って書いています。


ありのままの自分を記すことは、きっと自分にとっても冷静さを取り戻す一助になるように思うのです。